祈りには力がある

by ロズ・ウォルシュ

「ただ祈っているだけ…」そう思ったことはありませんか？

でもそれはあなただけではありません。ひとりで座って言葉をつぶやくだけで、本当に何か変わるのかと疑ってしまうこともあります。でも今日、私は伝えたいのです。あなたの祈りには力があります。

祈りは神からの贈り物です。この地上と天にあるすべてのものを造られた創造主に、直接話すことができる手段なのです。山や森、海や砂漠を見てください。どれも人間では到底かなわない偉大な王の手によって造られました。

その神は、あなたが直接語りかける特権を与えてくださっています。それだけでなく、主はあなたの声を聞き、あなたの祈りによって心を動かされます。私たちの神は正しい裁き主であり、昼も夜も叫び求める子どもたちの祈りに応えることを喜ばれる方です（ルカ18:7-8）。

だから祈るときは覚えていてください。この宇宙の何よりも偉大な天の父が、あなたの声に耳を傾けているということを（詩篇55:17）。いつでも。どこでも。

祈り方がわからないとき、いつも同じで飽きてきたとき、祈りを新鮮にするための三つのアイデアがあります。

1つ目は、聖書を祈ることです。状況に合う聖句を選び、声に出して自分のこととして祈りましょう。例えば、孤独を感じるなら申命記31:8を宣言します。「主ご自身が共にいてくださり、私を離れず、見捨てない。私は恐れない。私は落胆しない。」

2つ目は、体を動かすことです。立ち上がって歩きながら祈ったり、手を上げたり、障害が取り除かれるように象徴的な動きをしてみることで祈りは変わります。

3つ目は、祈りを楽しむことです。祈りの言葉を書いたカードで壁を作ったり、歌で祈ったり、自然の中で賛美したり、友人同士で祈り合う時間を持つなど、祈りを喜びの時間にすることができます。

もしこの文章でひとつだけ覚えてほしいことがあるなら、これです。あなたの祈りには力があります。祈りは状況を変えます。不可能に思えた状況が祈りによって変えられた、そんな証しを私たちは何度も聞いてきました。敵は「祈りなんて無意味だ」とささやくかもしれません。でも沈黙させられないでください。

あなたの国、家族、友人、そして教会のために祈ってください。状況に神のいのちと愛を宣言してください。御子イエスを死からよみがえらせた神が、あなたの味方です。

大胆に、勇敢に、祈り続けてください。